Macに入れてあったMySQLをアンインストールした話

  MBAを買って以来全く触ってなかったMBPのファイル整理をした際、昔入れたMySQLをアンインストールしたので、そのメモ書き。たしか公式ホームページ
   MySQL :: 世界でもっとも普及している、オープン ソース データベース
からダウンロードしたものだったと思う。あの頃はまだHomebrewもMAMPも知らず、四苦八苦しながら環境設定した気がします。

以下は手順と、そもそもそのファイル(フォルダ)が何なのかの簡単な説明(というかメモ)

[注意] OSX( とかUNIX等 )に関してはすこーしかじった程度なので以下の記述は間違っている可能性があります。もしこれの通りに操作を行う場合は自己責任でお願いします。

1:/usr/local以下にある「mysql」「mysql-5.6.20-osx10.8-x86_64」を消去
  ちなみにこれがmysqlの本体になりますね

2:/Library/StartupItems以下にある「MySQLCOM」を消去

/Library/StartupItems

  このディレクトリには、実行時に自動的に実行させたいコマンドを書いたコマンド起動用のスクリプトファイルを置くところです。MySQLCOMは中身を覗く前に消しちゃったので推測ですが、たぶんMac起動時に一緒にMySQLを起動させる場合の処理とかが書いてあるんだと思います。中身は単なるシェルスクリプトだと思うので詳しくは各自見てください。
  
  このページがわかりやすいかも
  OSX - OS X で起動時に任意のコマンドを実行する - Qiita


3:Library/PreferencePanes以下にある「MySQL.prefPane」を 消去

 ・/Library/PreferencePanes  
 ・/System/Library/PreferencePanes
 ・/Users/ユーザ名/Library/PreferencePanes

  上記の3つのフォルダにはシステム環境設定にある環境設定パネルのモジュールが入っています。つまり◯◯.prefPaneがシステム環境設定に表示されてるプログラムの実体になります。これを消したいときは同じディレクトリにいってrm -rfするか環境設定パネル上でControl+右クリックをすれば大丈夫です。
  
  余談ですが、Preferenceはソフトウェアの設定情報や設定画面、設定ファイルなどを指し、Paneはウインドー内部を機能別にわけた領域を意味します。

4:パッケージの情報を消す
  Macではアプリケーションを配布する形式に「.app形式」「.pkg形式」の2つがあります。前者は該当アプリケーションをゴミ箱にポイーすれば大丈夫なんですが、後者はファイルがいくつかの場所に分散するので、ちょっとめんどくさい。(上記の1、2、3の処理がまさに分散してるファイルを片っ端から消す作業です、たぶん)
 
  パッケージの話に関してはこのページがわかりやすいかも
  orange/note: Mac OS Xのパッケージ管理
 
  話が若干それましたが、.pkg形式ではインストールした情報が残っちゃうのでそれも消す必要があります、消し方は以下の様になります。

sudo pkgutil --forget 消したいパッケージ名

また、mysqlに関するパッケージは 以下のコマンドで分かります。

pkgutil --pkgs | grep -i mysql 

それと一番大切なことですが、パッケージに含まれるファイルの確認方法は

pkgutil --files パッケージID

とすればすぐにわかります。自分はこのコマンドをすっかり忘れてて

sudo find / -name *mysql*

のように検索して人力で探して消去してました、アホですね。

以上でMySQLのアンインストール作業は多分終わりです。ここらへんの環境設定はあまり詳しくないので、なんか間違ってるかもしれません。ミスが見つかったら修正します。